免疫の病気や身近な症状

免疫の病気や身近な症状

免疫は人の体を病気から守る働きをしていますが,免疫自体も機能不全になり病気を引き起こすことがあります。問題となるのは,免疫力が低下することと過剰に働いてしまうことの2つのパターンです。それぞれのパターンでどのような病気や症状が現われるようになるのか見てみましょう。

免疫力の低下が引き起こすとされている病気の一つに,「ガン」があります。一説では,健康な人の体でも数千個の細胞がガン化しているといわれています。これを攻撃してガンを発症しないように守っているのが免疫細胞の一つであるNK(ナチュラルキラー)細胞です。しかし,この働きが弱くなるとガン化した細胞が退治されなくなり,長い期間をかけて増殖し,検査で見つかる程度の腫瘍になってしまう訳です。NK細胞の働きが弱くなることには自律神経の失調が関係しているとされています。もちろん,発ガン物質などもガン発症の原因となりますが,免疫細胞よりもガン細胞が強い状態になるとガンができやすくなります。

免疫の暴走ともいえる過剰な働きが原因で起こる病気で多く見られるのは,「アレルギー性疾患」です。この中には,花粉症やアトピー性皮膚炎,食物アレルギーなどが含まれます。本来は無害なものに対して過剰な免疫反応を起こすことで,こうした病気が出るようになります。矛盾しているようにも感じますが,アレルギー体質の人でもウィルス性の病気になることはよくあります。結局は,免疫のバランスが取れていないことが問題となっている訳です。

このような免疫が関係する病気には,遺伝的な要素や環境的な要素が原因となっているとされています。

2009年03月02日 | トラックバックURL |

カテゴリ: 免疫の健康

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