血液の病気や身近な症状
血液を調べると,血液そのものの異常,また代謝や内分泌に関わる異常があるかどうかが分かります。そのようにして診断される病気にはどんなものがあるでしょうか?
一番よくある血液そのものの異常といえば,「貧血」でしょう。肺から取り入れられた酸素を全身に運搬するのにヘモグロビンという色素が必要ですが,この色素が少ない状態を貧血といいます。貧血にもいろいろな種類があり,それに応じて原因も異なりますが,赤血球の産生量が少ないことや過剰な出血などが原因として挙げられます。鉄や葉酸などの摂取によって改善されることもありますが,重大な病気が隠れていないか検査を受けるのが良いでしょう。
代謝の障害が血液に見られるものには,高脂血症とも呼ばれる「脂質異常症」があります。高コレステロール血症や高中性脂肪血症などの種類があり,馴染みの深い病気でしょう。血中で脂肪はたんぱく質と結び付いた形で流れていますが,その量が多いか少ないかによって診断されます。高脂質・高カロリーの食事をしているとなりやすい病気です。単に血液がドロドロするだけだと思うかも知れませんが,動脈硬化を引き起こして,それが原因で脳梗塞や心筋梗塞などの危険な病気を招く恐れもあります。
内分泌の異常としては,「糖尿病」が代表的です。血糖値が高いと糖尿病と思いがちですが,血糖値が高いこと自体が問題なのではなく,インスリンというホルモンの分泌が正常に行なえず,血糖値を下げることができないのが問題な訳です。放置しておくとさまざまな合併症を引き起こす可能性がありますので,血中の糖を消費したり制限したりする生活をすることが大切です。
これらは,血液で見られる異常のほんの一例に過ぎませんが,どれも健康な生活を送る上で妨げとなります。医師の指導に従って適切な治療を受けることが必要です。
2009年02月26日 | トラックバックURL |
カテゴリ: 血液の健康
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