ウコンの効能
ウコンの効能:肝機能向上
私たちが食べたり飲んだりしたものを分解する働きをしている肝臓。“物言わぬ臓器”と呼ばれ,何かの症状が出る頃には,肝炎・肝硬変・肝癌と進行していることが少なくありませんので,普段から気を付けるようにしたいものです。そこで肝機能の回復を助けるのに効果があるとして注目されている「ウコン」の登場です。ウコン特有の黄色い色は「クルクミン」という色素によるものですが,このクルクミンには肝機能を向上させる効能があります。クルクミンは,アルファリポ酸と一緒に,アルコール代謝に必要な酵素を肝臓で作り,肝臓への負担を軽くすると言われています。お酒を飲む機会の多い人は,こうした栄養素と共に,牡蠣に含まれるタウリンも摂取しておくと良いでしょう。
ウコンの効能:便秘解消
ウコンの他の効能は,便秘解消です。一般に便秘解消に役立つ栄養素といえば食物繊維ですが,これは排便を促す成分として働きます。しかし,便秘を解消する上でさらに必要なのは,便に含まれる水分です。便が硬いことが排便しにくい理由の一つですから,便に十分の水分を与えなければいけません。その働きをするのが,肝臓から分泌される胆汁酸です。ウコンのクルクミンは,この胆汁酸の分泌を促進しますから,便に必要な水分を含ませることができます。食物繊維を摂取したり腸内環境を整えるビフィズス菌などを取り入れたりしても便秘が改善されない場合は,便の水分に問題があることも考えられます。ウコンの助けを借りるのも一つの方法かも知れません。
ウコンの効能:脂質異常改善
ウコンに含まれるクルクミンには,脂質異常,つまり高コレステロールの状態を改善してくれる効能もあることが知られています。先ほどのクルクミンによって多く分泌されるようになるという胆汁酸ですが,この材料の一つがコレステロールです。ですから,胆汁酸を作るためにコレステロールが使われるので,コレステロール値を減少させることができるという訳です。脂質異常はメタボリックシンドロームの診断に使われていますので,気になる人には嬉しい栄養素でしょう。こうした効能を考えると,生活習慣が乱れがちな中高年の男性にウコンがオススメだと言えます。ただし,ウコンだけでは病気の改善・予防にはなりませんので,普段からの心掛けが大切です。
2009年02月23日 | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
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