テアニンの効果

テアニンの効果

テアニンとは

お茶の健康効果に注目が集まっています。よく話題になるのがカテキンですが,ここではお茶の旨み成分,つまりアミノ酸の一種であるテアニンについて取り上げます。テアニンはお茶の木の根で作られ,葉に移動して日光を浴びると苦味成分であるカテキンに変化する性質があります。そのため,旨みのあるお茶にするためには,茶の葉に覆いをすることが有効で,玉露や抹茶などの高価なお茶ほどテアニンが多く含まれています。しかし,ランクに関わらず茶の葉にはテアニンが含まれていますので,お茶を飲むことで日常的にテアニンを摂取することができます。カテキンの健康効果が知られているように,テアニンにも健康に役立つ効果があり,臨床実験でも実証されています。

テアニンの効果

テアニンの効果の一つは,リラックス効果です。テアニンは体内に取り込まれると脳へ届き,脳をリラックスさせると言われています。お茶を飲むとホッとするのは,テアニンのこの働きによるものです。しかし,お茶を飲んでリラックスしても眠くならないように,頭をスッキリさせる効果もあることが分かっています。ですから,集中力を高める上でテアニンは効果的です。大事な試験があるときや,仕事や勉強に頑張りたいときなどはお茶を飲むと集中することができます。テアニンの別の効果は,PMS(月経前症候群)の症状を和らげることです。月経時特有のイライラや不安感などを鎮めてくれます。これについては,更年期障害でも同じ効果が期待できます。

テアニンを摂取するには

テアニンを簡単に摂取するには,お茶を飲むのが良いです。玉露などの少し高いお茶の方が,含まれているテアニン量は多いです。しかし,淹れ方にも注意が必要です。テアニンは50~60度くらいで抽出されますが,80度を超えるお湯を使うとカテキンも多く溶け出すようになります。当然カテキンも健康に効果があるのですが,テアニンを意識的に取り入れたいときは,低温のお湯で淹れると良いでしょう。テアニンは,緑茶だけでなく紅茶など別の種類のお茶にも含まれています。お馴染みの「リプトンイエローラベル」にはテアニンが含まれていると表示されています。また,サプリメントや健康ドリンク,お菓子などからも摂取することができます。

2009年02月23日 | トラックバックURL |

カテゴリ: 栄養事典

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