ギャバの効能
ギャバとは
近頃の健康志向から,白米食を玄米食に切り替えている人は少なくないでしょう。パンも玄米パンにするなど,これまでの白米や小麦粉依存型の食生活を離れる人が増えています。一つには,代謝を向上させる成分や食物繊維が多いとか,いわゆる“GI値”が低いといったことでダイエットに役立つとされているからでしょう。玄米にはそれだけでなく,現代人の生活にとって欠かせない成分も含まれています。それが,「ギャバ」。別名をガンマ-アミノ酪酸と言う,アミノ酸の一種です。ギャバが特異なのは,脳や脊髄に多く存在していること。ですから,首から下の“体”での作用よりも,頭での作用の方が大きいという特徴があると言えるでしょう。
ギャバの効能
ギャバは脳内でどのような働きをしているのでしょうか?ギャバは,神経伝達物質として作用しますが,特に抑制系の作用をします。つまり,不安や敵意性を感じるときにそれを抑えてリラックスさせて神経を鎮める効能があります。また,脳への酸素供給量を増やす効果もあります。そのような意味では,ストレスが多くデスクワークを中心にした仕事をしている人には特に必要な栄養素と言えます。また,ギャバを含む食品の中には“血圧が高めの人に適している”として,特定保健用食品に指定されているものもあります。他には,中性脂肪を減らしたり腎機能を調節したりする効能のほか,アルコール代謝を早くする効果もあるとされています。
ギャバの摂取方法
ギャバの特徴の一つは,その吸収が早いことです。マウスを使った実験では,ギャバを摂取してから1時間後には脳に到達していたことが確認されています。ですから,即効性があるということになります。ギャバを多く含む食品としては,玄米があります。それも,水に浸けて発芽させた玄米にはその何倍ものギャバが含まれています。ですから,玄米は研いですぐに炊かずに,水に浸けてしばらく置いておくと良いでしょう。できれば,一晩浸けておきます。そのときの水は捨てずに,玄米を炊くのに使いましょう。最近では,発芽玄米も販売されていますので,そのようなものの方が簡単に調理できるかも知れません。豆類にもギャバは多いですので,日本の伝統食から多く摂取できると言えます。
2009年02月28日 | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
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