免疫の健康の記事一覧

免疫の病気や身近な症状

免疫は人の体を病気から守る働きをしていますが,免疫自体も機能不全になり病気を引き起こすことがあります。問題となるのは,免疫力が低下することと過剰に働いてしまうことの2つのパターンです。それぞれのパターンでどのような病気や症状が現われるようになるのか見てみましょう。

免疫力の低下が引き起こすとされている病気の一つに,「ガン」があります。一説では,健康な人の体でも数千個の細胞がガン化しているといわれています。これを攻撃してガンを発症しないように守っているのが免疫細胞の一つであるNK(ナチュラルキラー)細胞です。しかし,この働きが弱くなるとガン化した細胞が退治されなくなり,長い期間をかけて増殖し,検査で見つかる程度の腫瘍になってしまう訳です。NK細胞の働きが弱くなることには自律神経の失調が関係しているとされています。もちろん,発ガン物質などもガン発症の原因となりますが,免疫細胞よりもガン細胞が強い状態になるとガンができやすくなります。

免疫の暴走ともいえる過剰な働きが原因で起こる病気で多く見られるのは,「アレルギー性疾患」です。この中には,花粉症やアトピー性皮膚炎,食物アレルギーなどが含まれます。本来は無害なものに対して過剰な免疫反応を起こすことで,こうした病気が出るようになります。矛盾しているようにも感じますが,アレルギー体質の人でもウィルス性の病気になることはよくあります。結局は,免疫のバランスが取れていないことが問題となっている訳です。

このような免疫が関係する病気には,遺伝的な要素や環境的な要素が原因となっているとされています。

免疫の健康を保つ方法

免疫力が低下して病気になるのを防ぐためにはどうしたら良いでしょうか?免疫力を低下させる原因の一つにストレスがありますので,ストレスをしっかりコントロールすることが大切です。どうしても職場の環境や生活環境からストレスを感じるというのは誰にでもあることですが,それにどう対処するかが肝心です。いつまでも引きずると眠れなくなったりイライラしたり食欲不振になったりして,それがまたストレスとなる,という悪循環に陥ってしまいます。毎日は無理でも,定期的にストレスを解消する時間を作りましょう。

また,免疫力を向上させる食事をすることもできるでしょう。体内では有害な活性酸素が発生して,これが病気を引き起こす一因となっています。この活性酸素を取り除くのに効果的なのが,ビタミンA・C・Eとポリフェノールです。これらには細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があり,相乗効果を持つものもありますので,いろいろな食材を組み合わせて食べると良いでしょう。緑黄色野菜や魚介類,緑茶,大豆製品などがこうした栄養素を多く含んでいます。食事での摂取が難しいなら,サプリメントを使用するのも良い方法です。

免疫が過剰に作用してアレルギー反応を起こす体質の人はどのように対策できるでしょうか?民間療法や代替療法の中には,免疫のバランスを整えるのに効果があるとされているものもありますが,一般的にはアレルギーの原因となる物質をできるだけ避けることが第一です。家では空気清浄機を使えますし,外出時はマスクを付けるなどすると良いでしょう。

どんな状態にせよ,自分の状態をよく知り,それに合わせて対応することが,免疫を正常に保ち健康に暮らすために必要です。

免疫の健康について

健康についての話をするときに必ずといって良いほど出てくるのが「免疫」という言葉。体内に侵入してきた細菌やウィルスなどを攻撃して体を病気から守るのが免疫の役割です。自分の細胞が突然変異してガン化したときもそれを攻撃しています。ですから,健康に過ごすためには免疫が正常に機能してくれる必要があります。

しかし,この免疫の機能も弱くなることがあります。そうなればウィルスに感染しやすくなり,いろいろな病気になってしまいます。これは,ウィルスの力の方が免疫の力より強い結果起こることです。ですから,免疫力を高めることが病気の予防には欠かせません。

ただ,免疫力が高すぎることが災いしてかかる病気もあります。免疫が過敏になってアレルギーを起こしたり,体の組織を攻撃してしまったりするようなケースです。最近ではその種の病気にかかる人も増えていますので,注意が必要といえるでしょう。ですから,健康でいるためには,免疫が十分に機能を果たしつつ,過剰に働かない,ということが必要です。

それにしても,なぜ免疫が弱くなったり過剰に働いたりしてしまうのでしょうか?遺伝的な要素があるとも指摘されていますし,摂取する栄養のバランスが悪いことやストレスなども関係しています。多くの場合,病気になりやすい環境を作ってしまった原因については自分で認識できるものです。ただ,病気にかかった後でそれを思い出すことが多いでしょう。生活習慣を整えることによって,病気になるのを未然に防ぐことのできる状態にしたいものです。