アルファリポ酸の効果
アルファリポ酸とは
健康食品やサプリメントなどでよく目にする「アルファリポ酸」。何かの薬の名前かと思ってしまいますが,紛れもない食品です。つい最近まで医薬品としての利用しか認められていませんでしたが,食品として使用されるようになりました。体内でもわずかながらに作られていますが,加齢によってその量が減少すること,また食材に含まれている含有量が非常に少ないことなどから,サプリメントとして摂取するのが一般的になっている栄養素です。基本的には,1日に200~300ミリグラムの摂取が勧められていますので,サプリメントの使用が良いでしょう。その効果については後述しますが,エネルギー代謝力と抗酸化力という2つの大きな効果があるのが特徴です。
アルファリポ酸の効果:エネルギー代謝
体内に取り込まれた栄養素は血流に乗って細胞に届けられ,そこでエネルギーに変換される,という過程を取ります。これをエネルギー代謝と言いますが,特にエネルギー源となるのは糖質です。血管を流れる糖質は,クロムによって開かれた細胞に取り込まれて,その細胞内でエネルギーになります。アルファリポ酸がこの代謝の過程にどのように関わるかと言うと,細胞内のエネルギー工場といわれるミトコンドリアに糖質を積極的に送り届ける効果があります。もしこのような過程がうまく行なわれないと,体内には糖質が余分に余り,これが脂肪になって蓄積されることとなります。ですから,アルファリポ酸には食べたものを燃焼させて残さない,というダイエットに役立つ効果があると言えます。
アルファリポ酸の効果:抗酸化力
何度も使った揚げ油や皮をむいたリンゴ。これらに共通しているのは,酸化という現象です。酸化によって質が悪くなっている訳ですが,こうしたことは私たちの体内でも起こっています。サビた細胞が,肌荒れやシミからガンといった怖ろしい病気まで,さまざまな症状の原因となっているとされています。それを防ぐ力,つまり抗酸化力に注目が集まっていて,特にビタミンCやE,コエンザイムQ10などにはこの抗酸化力があります。アルファリポ酸にもそれらを上回る強い抗酸化力がありますが,それだけでなく他の抗酸化成分を再活性化する効果もあることが分かってきました。美容や老化防止のためには,このような効果のあるアルファリポ酸を取り入れることが役立ちます。
2009年02月24日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
テアニンの効果
テアニンとは
お茶の健康効果に注目が集まっています。よく話題になるのがカテキンですが,ここではお茶の旨み成分,つまりアミノ酸の一種であるテアニンについて取り上げます。テアニンはお茶の木の根で作られ,葉に移動して日光を浴びると苦味成分であるカテキンに変化する性質があります。そのため,旨みのあるお茶にするためには,茶の葉に覆いをすることが有効で,玉露や抹茶などの高価なお茶ほどテアニンが多く含まれています。しかし,ランクに関わらず茶の葉にはテアニンが含まれていますので,お茶を飲むことで日常的にテアニンを摂取することができます。カテキンの健康効果が知られているように,テアニンにも健康に役立つ効果があり,臨床実験でも実証されています。
テアニンの効果
テアニンの効果の一つは,リラックス効果です。テアニンは体内に取り込まれると脳へ届き,脳をリラックスさせると言われています。お茶を飲むとホッとするのは,テアニンのこの働きによるものです。しかし,お茶を飲んでリラックスしても眠くならないように,頭をスッキリさせる効果もあることが分かっています。ですから,集中力を高める上でテアニンは効果的です。大事な試験があるときや,仕事や勉強に頑張りたいときなどはお茶を飲むと集中することができます。テアニンの別の効果は,PMS(月経前症候群)の症状を和らげることです。月経時特有のイライラや不安感などを鎮めてくれます。これについては,更年期障害でも同じ効果が期待できます。
テアニンを摂取するには
テアニンを簡単に摂取するには,お茶を飲むのが良いです。玉露などの少し高いお茶の方が,含まれているテアニン量は多いです。しかし,淹れ方にも注意が必要です。テアニンは50~60度くらいで抽出されますが,80度を超えるお湯を使うとカテキンも多く溶け出すようになります。当然カテキンも健康に効果があるのですが,テアニンを意識的に取り入れたいときは,低温のお湯で淹れると良いでしょう。テアニンは,緑茶だけでなく紅茶など別の種類のお茶にも含まれています。お馴染みの「リプトンイエローラベル」にはテアニンが含まれていると表示されています。また,サプリメントや健康ドリンク,お菓子などからも摂取することができます。
2009年02月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
センブリの効能
センブリとは
西洋医学で使われる合成された医薬品を使うよりも,薬草などを原料とする生薬を使って治療したい,という人が増えています。そのような流れに沿ってか,一般に販売されている薬にも生薬が配合されているものが目に付くようになりました。センブリはそのような生薬の一つです。リンドウ科の可憐な花を付ける植物ですが,草全部を乾燥させて煎じたり粉末にするなどして飲用します。薬というよりもお茶としてもよく知られていますが,その味は「千回振り出しても苦い」ということから「千振」と名付けられたとおり,非常に苦いものです。天然物には他に例のない苦味だとも言われます。センブリは日本特有のもので,漢方薬ではなく生薬に分類されるものです。
センブリの効能:健胃
センブリの効能としてまず挙げられるのが,健胃効果です。つまり,胃の調子を整えるのに効果がある生薬です。主に使われるのは,食欲不振の改善を目的としているケースです。苦味が刺激になって食欲を増進すると言われています。また,胃粘膜を刺激して胃液の分泌を促進する作用もあります。ですから,食前に飲用するのが効果的です。胃の不調にオールマイティに効果を発する薬草ではなく,特に胃を冷やす作用があるため,胃が冷えて起こった症状の改善には効果がありません。胃の症状全般に対して使用したい場合は,専門の薬剤師などに相談して他の生薬などと調合して使用すると良いでしょう。生薬ですので,副作用はなく,安心して服用できます。
センブリの効能:育毛
センブリの他の効能としては,育毛効果があります。いろいろな育毛剤の成分表示を見ると,センブリエキスが使われているものが多いことが分かります。センブリがなぜ育毛に効果があるかというと,その抗炎症効果によるものです。これによって頭皮の環境を整えて,育毛を助けることができる訳です。実際にはセンブリだけでは十分の育毛効果が期待できないので,他の生薬や成分が使われている育毛剤がほとんどです。ですが,もし乾燥センブリが手に入るようなら,焼酎などのホワイトリカーに1~2ヶ月ほど冷暗所で漬け込み,薄めて頭皮に付けて使うと良いでしょう。もっと簡単に使いたいなら,センブリ茶でシャンプーするというのも良いかも知れません。
2009年02月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
グルコサミンの効果
グルコサミンが不足すると
ふとテレビをつけると放送している通販番組。健康食品の販売もよくありますが,その中で時々耳にする「グルコサミン」。良さそうに言っているけどグルコサミンって一体何?と思っている人もいるでしょう。これは,体内で生成されるアミノ酸の一種です。特に,関節の軟骨の部分に多く存在しています。しかし年齢を重ねるに連れて体内での産生量が減り,軟骨の形成が十分に行なわれなくなってしまいます。このままにしておくと,軟骨が磨り減り,痛みを感じるようになります。これが関節痛です。主に,体重を支えるひざで症状が出ることが多く,歩きづらくなったり立ち上がるときに痛みが走ったりするといったケースが多いです。この予防や改善のためにも,グルコサミンが必要です。
グルコサミンの効果
このように,体内で作られるグルコサミンの量が減ることで,また激しい運動などによって関節に負担が掛かることで,軟骨は磨耗してしまいます。それを補うために,グルコサミンは効果的です。中高年だけでなく,スポーツをよくする人や体重の思い人なども関節の軟骨を生成しやすくするために,グルコサミンを摂取すると良いでしょう。関節炎や関節痛などの症状を和らげるために,一般的には痛み止めなどを使用するしかありませんでしたが,グルコサミンによって関節が再生できるということが分かってきて,症状が軽い場合は助けになるでしょう。グルコサミンと同じく関節の軟骨を形成するのにコンドロイチンも効果があり,両方が配合されたサプリメントが多いです。
グルコサミンを摂取するには
グルコサミンを多く含んでいるのは,カニやエビなど甲殻類の殻です。しかし,それほど十分に摂取できる訳ではありませんので,サプリメントを使用すると良いでしょう。関節炎や関節痛の改善のためには,グルコサミンだけでなく先述のとおりコンドロイチンも効果的ですし,コラーゲンも必要です。また,関節の潤滑油の役目をするDHAやEPAも忘れてはいけません。ですから,こうした栄養素が複合的に配合されたサプリメントを選ぶのが最善です。グルコサミンやコンドロイチンと薬との飲み合わせについてですが,抗凝血剤のワルファリンの作用を強くする場合がある,とされていますので,医師と相談してからサプリメントを使うようにしましょう。
2009年02月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
ビタミンCの効果
ビタミンCの効果:美容
誰でも知っているビタミンC。ですが,その効果について説明できる人は少ないかも知れません。昨今の健康や美容に対する意識の高まりから,ビタミンCを積極的に摂取している人は多いでしょう。よく美容液などにビタミンCが配合されているものがありますが,それはビタミンCの持つ美容効果のためです。ビタミンCは,真皮層でコラーゲン生成をする働きをします。また,シミの元となるメラニン色素が作られるのを防ぎます。ですから,美肌を目指したい人には欠かせない栄養素と言えるでしょう。美肌を意識してコラーゲンを摂取するようにしている人は多いと思いますが,ビタミンCはその吸収を高める効果もあります。美容のためにビタミンCを活用しましょう。
ビタミンCの効果:免疫力向上
ビタミンCの効果として最もよく知られているのが,免疫力向上効果です。風邪予防のためにかんきつ類を食べるように,とよく言われます。免疫の中で主導的な働きをしているのは白血球ですが,ビタミンCはこの白血球の働きをサポートする役割をしています。また,自らもウィルスや細菌と闘うこともします。ですから,風邪が流行する時期には,予防のためにしっかりと摂取したいビタミンと言えるでしょう。実際に風邪を引いたときにはビタミンCだけでなく,体の酸化を防ぐ相互作用をするビタミンAやE,エネルギー生成に必要なビタミンB群もバランスよく摂取しなければいけません。ビタミンCには風邪だけでなく,ガンの発生を抑える働きもあると言われています。
ビタミンCの効果:ストレス対策
ストレスでイライラしたり落ち着かなくなったりするときに,どんな栄養素が必要と思いますか?一般には,カルシウム不足か?と言われて牛乳を普段より飲むようにする人もいますが,実はビタミンCこそストレス対策には摂取したい栄養素です。ストレスにさらされると,体の中ではアドレナリンという抗ストレスホルモンが分泌されています。このアドレナリンを作るのにビタミンCが消費される訳ですが,もし不足するとストレスに対抗する力が弱くなり,心身の異常が現われるようになります。精神的なストレスだけでなく,気候の変化や騒音による物理的ストレス,睡眠不足や疲労などによる生物学的ストレスなどに対抗するためにもビタミンCを摂取するのが効果的です。
2009年02月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
ウコンの効能
ウコンの効能:肝機能向上
私たちが食べたり飲んだりしたものを分解する働きをしている肝臓。“物言わぬ臓器”と呼ばれ,何かの症状が出る頃には,肝炎・肝硬変・肝癌と進行していることが少なくありませんので,普段から気を付けるようにしたいものです。そこで肝機能の回復を助けるのに効果があるとして注目されている「ウコン」の登場です。ウコン特有の黄色い色は「クルクミン」という色素によるものですが,このクルクミンには肝機能を向上させる効能があります。クルクミンは,アルファリポ酸と一緒に,アルコール代謝に必要な酵素を肝臓で作り,肝臓への負担を軽くすると言われています。お酒を飲む機会の多い人は,こうした栄養素と共に,牡蠣に含まれるタウリンも摂取しておくと良いでしょう。
ウコンの効能:便秘解消
ウコンの他の効能は,便秘解消です。一般に便秘解消に役立つ栄養素といえば食物繊維ですが,これは排便を促す成分として働きます。しかし,便秘を解消する上でさらに必要なのは,便に含まれる水分です。便が硬いことが排便しにくい理由の一つですから,便に十分の水分を与えなければいけません。その働きをするのが,肝臓から分泌される胆汁酸です。ウコンのクルクミンは,この胆汁酸の分泌を促進しますから,便に必要な水分を含ませることができます。食物繊維を摂取したり腸内環境を整えるビフィズス菌などを取り入れたりしても便秘が改善されない場合は,便の水分に問題があることも考えられます。ウコンの助けを借りるのも一つの方法かも知れません。
ウコンの効能:脂質異常改善
ウコンに含まれるクルクミンには,脂質異常,つまり高コレステロールの状態を改善してくれる効能もあることが知られています。先ほどのクルクミンによって多く分泌されるようになるという胆汁酸ですが,この材料の一つがコレステロールです。ですから,胆汁酸を作るためにコレステロールが使われるので,コレステロール値を減少させることができるという訳です。脂質異常はメタボリックシンドロームの診断に使われていますので,気になる人には嬉しい栄養素でしょう。こうした効能を考えると,生活習慣が乱れがちな中高年の男性にウコンがオススメだと言えます。ただし,ウコンだけでは病気の改善・予防にはなりませんので,普段からの心掛けが大切です。
2009年02月23日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 栄養事典
